2012 diary

7.1 sun


       



納品

 

漆の文机を無事納品させて頂きました。

初めての試みの拭き漆の家具。
最初は実験、サンプル、実験、、の繰り返し。漆の先生にレクチャーもしていただきました。

なので、長らくお待たせしてしまいましたが、
お客様にも、いいね!の一言を家具をご覧いただいて咄嗟にいただけたので一安心でした。



すっきりとした和室の空間の真ん中へ。
向かいのリビングの大きな窓から自然光がたっぷりと入る広々した空間、
そして壁一面の器やヨーロッパ調の家具のあるインテリアにしっくり納まっていました。


クリ材の皮付き一枚板と漆の存在感を存分にいかせるよう、デザインはシンプルに。
というか、あまりよけいな事はしたくない、という感じでしょうか。

皮の部分もなるべく触りすぎす自然に。

座椅子も新たなデザイン、技法に挑戦しています。
座と背は削り込んで。体に沿うように。



お客様に座っていただき写真を撮らせていただきました。
机の高さはやや高めで、背が丸まらずパソコン仕事がしやすい高さに。



この後ろ姿で、どなたか分かる人いるかもしれませんね、、
夫婦共々お世話になっている、私たちの学生時代を知る方です。


奥様においしいお茶と、絶品ケーキをいただき、おしゃべりさせていただいていたら
ついつい長居をさせていただいてしまいました。どうもありがとうございました 。





経年変化でどんな表情を家具が見せてくれるでしょうか。
これが、家具に一段と深みをましてくれます。




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